一般派遣はプロ野球の助っ人外国人

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一般的に派遣といわれている業界はこの「一般派遣」と呼ばれるものです。一般事務の仕事をイメージする人が多いのではないでしょうか。一般派遣は派遣元に「登録」し、派遣先に仕事に出るときだけ派遣元と雇用関係が発生します。ですから「登録」しただけでは無職状態です。

新聞や雑誌などのマスメディアで最近よく目に付く記事が「派遣社員の増加」や「派遣から正社員への転職」についてのものです。マスメディアのスタンスは「派遣社員になった人はほとんど全員正社員になりたいと思っている」ということにあります。事実、正社員になりたい人も少なくないでしょう。ただそれは漠然とそう思っているのであって、正社員であることを嫌って派遣社員になった人も少なくないのです。

正社員であれば自分に合わない職場にいつまでも我慢して居続けなくてはいけません。本当はそんなわけなく転職すればよいのですが、日本の社会システムはそう簡単に転職を受け付けてくれません。派遣の場合、無理に職場にあわせる必要がありませんし、派遣先を変える事で、無駄なストレスから解消されるのです。

そして派遣で働く場合、「バリバリに仕事する人」と「仕事以外の自分の時間を大切にする人」どちらの生きかたを選択するのも比較的容易に出来ます。簡単に言えば、自分のスタイルで働くことが出来るのです。

もちろん、仕事が全く出来ないようでは困ります。基本的には正社員よりも仕事が出来ることが必要でしょう。プロ野球の助っ人外国人のようなイメージでいることが大切です。結果が出なければ必要とされない。逆に結果さえ出せば、それなりのわがままも簡単に通ってしまいます。もう有給取得に周りの目を気にする必要はないのです。

正社員・派遣社員ともにメリット・デメリットはあります。自分にとってどの働き方が最適かを考えた結果であれば、どちらを選んでも問題ないのではないでしょうか。一般派遣だと生活できないようなうなことは全くありません。これからはもっと派遣社員の数が増えていきます。幻想の安定にだまされず、本当に自分のしたい仕事を選んで欲しいと思います。

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