一般派遣と特定派遣では給料体系が違う

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「派遣」の給料を考えるとき、一般派遣と特定派遣では分けて考えなくてはいけません。一般派遣は時給制、特定派遣は月給制になります。いずれの場合も給料に影響するのは「単価」です。「単価」とは派遣元が派遣先に請求する時間当たりの金額です。

その「単価」のうちの数割が派遣社員の給料にあるのです。この比率は派遣会社によって変わってきますが、それほど大きな差はないようです。それ以上に気にすべきことは、この単価を高めるために自分のスキルを高めることです。スキルの高い人は派遣先も必要とするので高単価でも契約してくれます。そうなれば自然に派遣社員の給料も上がってきます。

「派遣」のイメージとして年収が少ないと思っている人が多いのではないでしょうか。特定派遣では基本的に月給制なので一般的なサラリーマンやOLの給料とイメージはそれほど変りません。個人の単価が給料に反映するため、メーカーのように同期の給料が横並びということはありませんが、単価が安すぎても基本給では社会人の平均値ぐらいにはいくのではないでしょうか。

逆に一般派遣は単価がそのまま給料に結びつきます。目安としては単価の半分が時給といった感じでしょうか。客先の単価が上がればすぐに時給が上がります。ですので派遣契約を更新する際に、自分のスキルはここまで上がったので単価を上げて欲しいという交渉も時として必要になります。

いずれにしても、自分の給料は自分のスキルに比例します。ですので、やみくもに自分の給料アップを要求するのではなく、今以上の給料を得るために、自分は何をすべきか考えることが必要です。そしてスキルを高めれば、必然的に給料も上がってくるでしょう。もちろん高い給料をもらうことが良い生き方かどうかは、人それぞれですが。

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