派遣社員にとって不動産は負債にしかならない

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先の見えない時代だからということでマンション購入を勧める雑誌記事を見かけることがある。駅数分のところにある高層マンション。1LDKや2LDKで金額的にもお得感のある物件が増えてきているのも事実。

でも、派遣で働き続けるならマンション購入なんてことは頭からすっきり消してしまって欲しい。もうずっと議論されていることですが、賃貸も持ち家も生涯でかかる金額はどちらも大して差はありません。どちらがよいとか悪いとかいうのではなく、派遣社員に持ち家は向いていないということだけ頭に入れてください。

派遣社員ということは数年で職場が変わることも珍しくありません。新しい職場が決まったとき、いま住んでいる場所から交通の便が非常に悪かったとしましょう。賃貸であればタイミングを見て引っ越しができます。ところが持ち家の場合はそうはいきません。その職場で働くことを諦めるか、つらい通勤時間を過ごすかを選ばなくてはいけなくなります。

住居の自由度をいかにして高めるか。これが派遣社員が求めることです。とにかく荷物を極端に減らして、いつでも手軽に引っ越せるぐらいのフットワークのよい暮らしを目指しましょう。間違っても不動産を持ってはいけません。派遣社員にとって不動産は足かせになるだけです。それはもうある意味負債です。金銭的にも精神的にも負債でしかありません。

間違っても新築マンションの広告に踊らされないように注意しましょう。そして派遣社員でいるあいだは賃貸で暮らす覚悟を決めてください。持ち家というのはただの幻想です。持ち家があるから仕事ができる…まったく根拠のない虚言です。

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