持たない暮らしは断捨離から始めましょう

派遣で働くということは正社員と違うライフスタイルを求められます。まず目指すのは消費型の社会から脱却です。とはいえいきなり持たない暮らしを目指せるような人はいないでしょう。いま手元にあるものをすべて手放してゼロから始めるのが一番いいのですが、そうはいかない現実。ならば現実に合わせて、いらないものを手放す断捨離から始めましょう。

断捨離という言葉が出てきたころ、いっときの流行りだと思いましたが、いまだに雑誌の特集で取り上げられるほど断捨離には根強い人気があります。いかに購買意欲をかきたてるかが勝負の雑誌で断捨離の特集がされていることに疑問を感じますが、やはり多くの人が物を持ちすぎていると感じているのでしょう。

断捨離についてはまずはやましたひでこさんの「断捨離」を読んでください。ベストセラーなので図書館で借りられると思います。はまる人はどんどん物を捨てていけるでしょう。いったいどれだけ無駄なものを持っていたのだろうと自己嫌悪するかもしれません。でも、断捨離には終わりはありません。ずっと試行錯誤しながら継続してこそ断捨離です。

そして、捨てることが目的ではありません。物を捨てる目的は自分と向き合う、自分を見直すということにあります。いったい自分は何を大切にして、何を不要と感じるのか断捨離を通じて気づいていくことが大事なのです。昨日手放せなかったものが今日手放せることもあります。そういう変化の先に持たない暮らしがあります。モノに支配されない暮らしを手に入れましょう。そのための第一歩としての断捨離、今日から始めてみませんか。