派遣社員の給料ですべてを望むことは無理です

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派遣社員でも専門色が強い仕事であればそれなりの給料をもらえますが、「誰でもできる仕事」である場合は、正社員と比べて圧倒的に少ない給料になります。

最近はアルバイトですら都内であれば1000円の時給が当たり前になっています。アルバイトをするよりは安定の収入を見込めますが、例えばGWや夏休み、正月休みは収入が減ってしまいますよね。

収入が安定せず、手取りもそれほど多くない。
じゃあどうするか?

選択肢は2つあります。

ひとつは副収入を得ること。そしてもうひとつはお金をそれほど必要としない生活をすることです。どちらを選ぶかはあなた次第ですが、いずれにしても派遣社員の給料だけで「あれもこれも」するのは無理です。

毎日おいしい物を食べて買えるようなことも出来ませんし、毎週のように飲み会に出ることも出来ません。

でもそういう刹那的な楽しさを人生から排除すると、意外とお金なんてなくても生活出来てしまいます。お金がかかるようなことを趣味にしなくても、ランニングシューズが1足あれば運動はできますし、手持ちのリュックを背負って近くの山を登るのもいいでしょう。

お金があればできることの選択肢は広がります。でもお金があってもなくてもできることの総量は変わりません。

人間にはそれぞれ1日24時間という限られた時間しか与えられていません。これだけはどんなに偉い人でも、どんなに有名人であっても関係なく平等です。

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どんなにお金持ちになっても1日に10回食事ができるわけではありません。人よりは美味しいものを食べられるかもしれませんが、他の人の10倍も食べられるわけではありません。

そして美味しいものは別にたくさんのお金を出さなくても食べることができます。旬のものを自分で料理すれば、世界にそこにしかないごちそうが出来上がります。

それを貧しいと思うか、それとも満たされていると思うかは人それぞれです。

もし貧しくて嫌だと思うなら、必死になって勉強してスキルを人間的な魅力を身に着けて正社員を目指しましょう。でもそこに自分が目指している未来があるとは限りません。

派遣社員として働いているからできること、見える景色があります。

あれもこれも欲しいから正社員になっても、本当に足りていない心のスキマを埋めるパーツを見つけることは出来ません。

「お金はあるほうがいいけど、なくてもなんとかなる」

これぐらいたくましく生きてください。できないことを嘆くのではなく、できることを探してそれを楽しむ。仲間と馬鹿騒ぎして過ごす夜も悪くはありませんが、それが自分と向き合える静かな夜よりも優れているわけではありません。

ないものねだりすることなく、あるもので何ができるのかを考えましょう。

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