派遣社員が生活に取り入れたい日本伝統の暮らし

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日本が豊かになってから100年も経過していません。いま派遣で働いている人たちの親の世代ぐらいまではまだ「貧しい日本」を知っているかもしれません。

高度経済成長期に日本は大きく変わりましたが、戦前からそれまでは決して豊かな暮らしではありませんでした。経済的な豊かさはなくとも、日本人らしく心を豊かにして生きてきました。

その知恵を少しだけ拝借して、派遣社員のライフスタイルに豊かさを取り入れてみませんか?

目次

洗濯物を手洗いする

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毎日洗濯機を動かすのは電気代も水道代ももったいないから、数日分ためてから洗濯する。そのあいだ洗濯物ってどうなっているか知っていますか?ため込んだ衣類は菌が繁殖しています。

もちろんそれらの菌は洗濯することである程度は殺菌されますが、完全に落ちるわけではありません。洗濯しているのか汚しているのかわからない。一人暮らしだとそういう状態になりがちです。

でも発想を変えてください。洗濯物をなにも洗濯機で行う必要はないのです。日本人にかぎらず、世界中で洗濯物は手で洗ってきました。

手洗い最大のメリットは「洗濯機で落ちない汚れが落ちる」ということです。洗濯石鹸で洗うと驚くほど汚れが落ちます。これまで洗濯機で洗っていたものを手洗いすると、こんなにも汚れていたのかとびっくりします。

そして手洗いのもう一つのメリットは「集中できる」ということです。これは座禅とか写経に通じるものがあります。集中して汚れを落とすことで、無心になれるのです。

ご飯は鍋で炊く

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炊飯器便利ですよね。無洗米を使えば、お米と水を入れてボタンを押すだけでごはんが炊きあがります。高級な炊飯器だと釜で炊いたようなごはんになるそうです。

だったら釜で炊いたらいいんじゃない?

羽釜という調理器具があります。ごはんを炊くためだけに使うのですが、羽釜を使えば簡単にごはんを炊くことができます。釜を使わずに土鍋を使えば美味しいごはんを食べることができます。

それこそ炊飯器でいいじゃないかと思うかもしれませんが、生活をきちんとするにはあまり便利なものに頼り過ぎないことがポイントです。現代はいかにして手間を省くか、効率的に行うかばかり追求していますが、この手間の中に豊かさが隠れています。

派遣社員として慌ただしく働いているのなら、せめて食事や料理くらいはゆっくりしてください。ひと手間を惜しまない。そういうスタンスが仕事にも良い影響を与えます。

掃除は掃除機ではなく箒を使う

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掃除機はゴミを掃除しているのではなく、ゴミを隠しているだけです。簡単にゴミを排除できるからとても便利ですが、やはり「便利」は物事の本質を見失わせるようになります。

箒で掃除をすれば、どのようなゴミが部屋に多いのか気づき、改善することができますが、掃除機は何でもかんでも吸い込んでしまいます。目の前からゴミを隠して、掃除機のパックの中に閉じ込める。

確かにきれいになりますが、ちょっと乱暴過ぎる気がします。

最近はルンバのようなロボットタイプの掃除機も発売されています。こうなってくると汚れることに対して無頓着になってしまいます。自分の手でゴミを集めて捨てるという一連の動作をして、部屋がきれいになっていく。

それを心が喜んでくれます。

まとめ

便利なものが悪なわけではないですが、便利なものによって失ったものがあります。派遣社員として生きていくのであれば、丁寧に暮らすことを心がけてみませんか?丁寧な暮らしが丁寧な仕事へとつながっていきます。

今回は3つの知恵を紹介しましたが、できそうかなと思うものから試してください。

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