派遣のワークスタイル

敬語を使い過ぎない、言葉を崩しすぎない

2015/11/28

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ビジネスをするうえで重要なマナー。時代の変化で求められるマナーも変わってきますし、職場の違いが文化の違いとなって前の職場で正しかったことが、次の職場で正しいとは限らないのがマナーです。もちろん、共通のマナーというものはありますが、臨機応変に対応できるかどうかがもっとも重要です。

派遣で働いていると敬語がムチャクチャな人が結構います。一番良くないのは「敬語で話しているのだからいいだろう」というような感じが伝わってくる話し方です。はっきり言います。派遣先の職場内での敬語は不要です。敬語は相手とのあいだに壁を作ってしまいます。

かと言って、くだけ過ぎた話し方もNGです。相手を敬う気持ちがあればそういう話し方にはならないはずです。相手を不快にさせず、それでいて距離を感じさせない話し方を心がけてください。言葉というものは話すタイミングや、選ぶ単語のチョイスで伝わり方がまったく変わってきます。それでも敬語を使っていれば大きく失敗することはないでしょう。でも、それでは人と人の関係が薄くなります。

わたしたちはビジネスマン、ビジネスウーマンでであるまえに1人の人間なのです。心の通った会話だけが人間関係を深くすることを忘れないで下さい。本心からの謝罪や、本心からの感謝の言葉は人の心を動かします。建前としての敬語は「どうでもいい関係」を重ねるだけです。人の心をつかむのは正しい敬語ではなく、正しい向き合い方です。

すぐにできるようになるものではありません。毎日試行錯誤して自分なりの話し方を身につけましょう。

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