どんな小さな仕事でも全力で取り組む

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派遣先の仕事はいつも自分のやりたい仕事、熱中できる仕事ではありません。ときには契約外の雑用も仕事として頼まれることがあります。そんなときに「契約外ですから」と断らずに、しかも手を抜くことなく全力でその仕事と向き合うことが大切です。

コピー1枚取るにしても、雑にするのとできるだけ傾かないように気を使うだけで出来上がりに少なからず影響が出ます。人間の目は高性能にできていてちょっとした歪みから違和感を感じます。その違和感の積み重ねが、「あの人は仕事ができない」という評価につながります。

神は細部に宿ると言いますが、細部を無視すること、小さな仕事をきちんとこなせない人に大きな仕事が巡ってくることはありません。

そして何よりも良い評価というものは相手の期待以上の結果を出すから得られるのであって、相手が依頼してきたものを期待値通りに返すだけでは良い評価にはつながらないのです。

誰もが手を抜きそうな面白みのない仕事が巡ってきたらそれはチャンスです。

自分の持っている能力を最大限に発揮して誰もが驚くような結果を出しましょう。もちろん素知らぬ顔で「できました」と言うことも忘れないで下さい。ドヤ顔で誇られることほど鬱陶しいと思われる行為はありません。

あなたの評価を決めるのはあなた以外の他人です。あなたがしなくていはいけないことは、評価を気にすることではなく、いつも全力で仕事に取り組むということだけです。

どうでもいいような小さな仕事こそ自分をアピールする最大のチャンスです。ただし、小さな仕事だから力を入れるのではなく、いつでも全力投球の結果が小さな仕事も全力で取り組むことができるということを覚えておきましょう。

「それはわたしの仕事ではありません」と言っていいのはその職場のエースだけです。派遣社員もその職場のメンバーであり、仕事はチームで行うものです。チームが結果を出すために自分が何をするべきかを考えましょう。

そうすれば必然的に「どんな小さな仕事でも全力で取り組む」という答えが出るはずです。

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