休暇後の派遣先へのおみやげはどうしていますか?
長期休暇や有給を利用して旅に出かけたあと、職場におみやげを買っていくという風習がまだ根強く残っている職場があります。あるというよりはそういう職場がほとんどですよね。
派遣先に対してそういうことをしたほうがいいのか、不要なのか悩みませんか?これにたいして「絶対に正しい」正解はありません。雰囲気を見てそれぞれが判断をするしかありません。
ただ配られるだけのお土産はいらない
派遣先にお土産を買っていって、それがただ配られるだけで、コミュニケーションにつながらないなら、おみやげは不要です。お金と何を買うか悩んでいる時間の無駄でしかありません。
おみやげは仕事を休んで派遣先に迷惑をかけたから、自分が楽しんだ分を少しだけおすそ分けしますね、という意味が込められています。だから配られるだけでも意味はあるように感じますが、他人が休もうがどうかほとんどの人にとってどうでもいいことです。
だからおみやげは、そこからコミュニケーションが生まれないなら買って帰っても喜ばれることもありません。
おみやげを喜んでもらうコツ
買って行ったら、そこから「どこ行ってきたの?」「面白かった?」というような会話につながるなら、ぜひおみやげは買っていきましょう。でも、ド定番のおみやげなんて買ってはいけません。
おみやげはインパクトが大事です。そしてセンスが問われます。無難なおみやげなら買っていかないほうがマシかもしれません。みんなが「なにこれ?」と思うようなものを選ぶことが、喜んでもらうコツです。
わたしも以前、バンコクに行ったときに「ドリアンケーキ」というおみやげを選びました。インパクトは完璧です。味というか匂いが最悪です。でもその場はものすごく盛り上がりました。そして何年経ってもそのときの話が出ます。
おみやげを喜んでもらえるようになるには、何度もトライ・アンド・エラーを繰り返しますが、無難なものを買っているうちはトライにならないので、無難な人のままで終わってしまいます。ちょっとした遊び心のあるものを選んで、周りの反響を確認しましょう。
おみやげをもらったらきちんとリアクションする
反対に、自分がおみやげを貰ったときは必ずリアクションしましょう。食べてみて美味しかったとか、旅行先の話を聞くなどしてください。配った人は旅についての話をしたくて仕方がない状態です。
何かをしてもらったのならお礼をする。この場合は話を聞くことが大切です。そういう小さな気遣いができるかどうか、派遣社員に問われます。仕事さえできればいいと思っていたら、あっという間に契約更新なしを言い渡されますよ。職場の雰囲気を良くするのも派遣社員の仕事だと心がけてください。
派遣社員は職場の潤滑油にならなくてはいけません。仕事がうまく回るようにサポートする。そのためには話を聞く、話題を提供する。そういうことを忘れないようにしましょう。