情報収集が仕事の8割!見切り発車は必ず失敗する

tax-468440_1280

一生懸命働いているのにひたすら空回りしている人がいます。頑張れば頑張るほどトラブルが舞い込んできて、いつもドタバタしながら忙しく走り回っているタイプの人、周りにいませんか?もしくは自分自身がそうだとか。

こういうタイプの人は人間的な評価は高くても、ビジネスという面から考えたときに非常に厳しい評価をされます。派遣社員であれば間違いなく次回の契約更新時に契約終了です。

目次

派遣社員に求められるのは仕事ができること

仕事ができる派遣社員であること。これが派遣社員に求められる大前提です。どんなに優れた人間性があり、カリスマ性を持っていたとしても仕事ができない派遣社員を雇ってくれることはありません。

しかも派遣社員に求められるのはロボットのような正確さです。正社員だってそんなことできないのに、派遣社員には正確さを求めるのです。これを理不尽だと怒ってもしかたありません。受け入れるしか生き残る道はありません。

ではどうすればミスなく空回りもせずに働くことが出来るか。

「要求されていることをきちんと把握するということ」これがすべてです。自分勝手な解釈で仕事進めないことが大事です。仕事は自分の趣味でやっているわけではありませんので、相手が望んでいるアウトプットを出さなければ意味がありません。

ところが多くの人は「1を聞いて10を知る」ではないですが、10の説明のうち5か6ぐらいしか理解せずに、残りの部分を過去の経験などで埋めます。相手が10言ってくれるうちはまだいいです。10の情報が必要なのに6しか説明してくれないことがよくあります。

6の説明があり、そのうちの半分しか理解できなければ、仕上がってくるものの出来がひどくて当然です。

情報を正しく把握する

でもそこで「説明が足りない」と反論するのも違います。

最初から相手の説明は10の情報ではないという前提で話を聞きくことです。疑問に感じたとことは納得できるまで質問して、自分の力で10の情報を手に入れる。これが派遣で成功する人の働き方です。

さらに上のレベルになると10の情報に対する分析を行い、自ら「こういうのはどうでしょう?こっちのほうがいいと思います」と提案します。もっと上のレベルに行くと最初から「どうすればいい?」と相談されます。

さてあなたは今どの働き方をしているでしょうか?トップクラスの派遣社員の位置にいますか?100人いれば90人が言われた範囲でしか仕事ができず、自分の勝手な解釈で仕事を進めます。あなたはそこに属していませんか?

ひとつの仕事をうまく終わらすために必要なのは情報です。すべての手札がテーブルの上にないと仕事はうまく進めることができません。最後の1枚のカードが揃っていないで進めて、最後の最後に残りのカードが出てきて振り出しに戻ることもあります。

スタート時にどうしてもカードが揃わないときは「このカードがないと作業が無駄になるかもしれないけど、いいですよね」と最初から依頼者に伝えておくことも大切です。

可能な限り集められるすべての情報が揃った上で仕事を始めてください。仕事の8割は段取りです。情報収集さえしっかりしておけばあとは決められた作業を淡々とこなせばいいだけです。あたふたしている人は段取りを怠った結果、後から出てきたカードに振り回されているだけです。

いい仕事をしたければ、どんな仕事でも情報収集を重要視してください。見切り発車が許されるのは天才と呼ばれる人たちだけです。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次