派遣社員は使えるお金に限りがあります。あれもこれも欲しくなりますしボーナス時期や年末年始にはいろいろなお店でセールが始まります。世の中は購買意欲をかきたてるものが溢れています。
でも方向性を変えてみませんか?持たない暮らし始めませんか?
持たない暮らしになるために
旅することをイメージしてください。あなたが旅をするときに持っていくもの。人生に必要な物はそれぐらいです。それ以上はすべて「持つ必要のないもの」です。ほとんどのものが持っていると便利だからという思い込みで手に入れてしまったものです。
それをすべて捨てるべきだとは言いません。いかにモノが溢れているかをまず認識することから始めましょう。着ていない衣類が衣装ケースの奥底に眠っていませんか?いつか使うだろうと思っているお客さん用のお皿いりますか?
ゆっくりとじっくりと手放していきましょう。1日1個でいいです。私もそうやってモノを減らしていきました。1年間続けると驚くほどスッキリした暮らしになります。
便利をとことん手放す
便利なものがないと生活が不便になると思いますか?掃除機や洗濯機がないと人生は豊かにならないと思いますか?逆に聞きます。これだけモノが溢れた時代においてあなたは豊かだといえますか?
世の中の流れは確実に豊かさとは逆方向のベクトルです。メディアが勧めるものは本当に必要なものではなく、メディアが売りたいもので大衆が刹那的に喜ぶものだけです。
それが悪いとは言いませんが、せっかくあれもこれもは手には入らない生活をしているのですから、一歩引いて見ませんか。私はテレビも冷蔵庫も掃除機も炊飯器も電子レンジもない生活をしています。
手放してから何ひとつ困ったことはありません。
持たない暮らしの先にこそ豊かさはある
たくさん持とうとするから持ちきれなくなって疲れてしまうのです。すべての便利なものを手放す必要はありません。包丁がなければ料理にも困るでしょう(なくても出来ないわけではないのですが)。エアコンがなければ暑さや寒さに苦しむことでしょう。
でも本当にそれらがないと暮らせないものというものはありません。ないから工夫する。その先に豊かさはあるのです。メディアの情報に巻き込まれないようにしましょう。私たちが目指すのは本質的な豊かさです。
派遣社員としてたくさんのモノを手にすることができないなら、モノではなくココロを満たすための持たない暮らし始めませんか?