東京で派遣社員の一人暮らしが難しいか考えてみる
一般事務の派遣社員の手取りは15万円から20万円といったところでしょうか。物価の高い東京で派遣社員の一人暮らしは可能なのか、それとも無謀なのか考えてみました。
派遣社員に最適な街を探してみる
東京は広いのでワンルームの家賃と言ってもピンからキリまであります。人気の吉祥寺のワンルームで平均家賃が7万円・・・家賃は手取りの1/3が基本ですから20万円以上の収入がないと無理ですね。
そりゃそうです、吉祥寺は人気がありすぎます。もう少し違う駅を探しましょう。家賃は5万円台が理想です。
中央線であれば武蔵小金井周辺まで行けば5万円台のワンルームが見つかります。小田急線なら狛江や和泉多摩川。都心から離れれば5万円台の家賃というのは決して珍しくありません。
そんな中でも派遣社員にオススメのエリアは北綾瀬です。寂しい街ですが治安もよく自然も多いため、都内でも暮らしやすい街のひとつです。北綾瀬駅から交通の便のいい綾瀬駅までは2km程度ですので歩けない距離ではありません。
ワンルームでも家賃の平均が4万5千円以下です。ユニットバスを嫌がらなければ共益費込みで4万円以下の物件もあります。これならば派遣社員でも一人暮らしできる家賃ですよね。
派遣社員の一人暮らしは自炊が基本
外食やコンビニのお弁当に頼っていては生活費がいくらあっても足りません。食事の基本は自炊にしてください。派遣先で可能であればお昼ごはんもお弁当にしましょう。
自炊をすれば食費は1ヶ月に2万円以下に抑えることができます。むずかしい料理をする必要はありません。どうしても料理が苦手という人はパスタ×レトルトソースだけでも1食150円程度にすることができるので、光熱費を考えてもコンビニでパスタを買うなんてことできなくなりますよ。
できることなら御飯と味噌汁ぐらいは自分で用意して、おかずだけスーパーで買ってくれば、それでも食費は劇的に下がります。
外食は友だちと一緒のときだけにするようにしましょう。たまに食べる外食だから美味しく感じられます。
結局一人暮らしにはどれぐらいお金が必要?
家賃を4万円、食費を2万円と設定しましょう。光熱費は1万円に抑えるようにしてください。単純計算で7万円あれば、生活していくことができます。一人暮らしに必要なお金が7万円ならそれほど難しくないですよね。
あれもこれも望むとこの7万円がどんどん膨れ上がっていきます。ユニットバスは嫌だとか、外食をもっとしたいとか言い出すと、あっという間に生活が破綻してしまいます。
7万円の出費に何かあったときの3万円の貯金。残りの5万円は自由に使って良いお金だと考えれば、派遣社員でもそこそこ良い生活ができると思いませんか?
まとめ
こうやって見える形にすると、生活がそれほど難しくないことが分かりますよね。
理想はやはり実家から通うことですが、自立した人間になるためにも一人暮らしはいい経験になります。自分のことをきちんと自分でするために東京で小さく暮らしてみてはいかがでしょう。
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