デスクの上を片付けよう!できる派遣社員に見られる整理術

派遣社員は、派遣先でどう見られるかというのを意識しなくてはいけません。そんなことを気にしてたらやってられないと思うかもしれませんが、そういう細かい部分が契約更新につながるものです。

今回お話したいのは派遣先のデスクの整理整頓についてです。

毎日きちんと就業後にきれいに片付けて帰っていますか?「もちろん」と答えられる人は、ほとんどいないのではないでしょうか。でも、そういう部分で「できる人」かどうかをチェックされています。ここではできる派遣社員に見られるためのデスクの整理術ついて説明していきます。

目次

帰宅する時にはデスクに何も置かない

まず整理整頓の基本としては、帰宅する時にはデスクに何も置かない状態にして帰るようにしましょう。パソコンと電話はもちろんそのままでいいのですが、ファイルや筆記用具が出しっぱなしになっているのはNGです。

出しっぱなしにしないというのは、その状態が美しいというのもあるのですが、デスクがきれいな状態を保つという意味もあります。1日1個モノを出しっぱなしにした物が増えていくと、1ヶ月経過した時にはデスクの上がゴチャゴチャになります。

でも、作業中の書類などは出しておいたほうが仕事の効率が上がるじゃないかと思うかもしれませんが、出しておいた書類を誰かが捨ててしまったらどうしますか?空調によって、書類が床に落ちてしまうというのはよくあることです。

就業後に片付けをするというのは、もうひとつ利点があります。それは就業時間にすぐに帰る人という印象がなくなるということです。定時を過ぎてすぐに帰るというのは印象があまりよくありません。

かといって、無駄な残業をするのもよくありません。だから、机の上を片付けて、できれば軽く机を拭いてから帰るようにしましょう。

たったこれだけで、派遣先での印象が大きく変わります。面倒だと思うかもしれませんが、生き抜くための知恵だと思って継続してください。たった10分のことで、周りの評価が大きく変わりますよ。

仕事中も必要なものだけしか置かない

仕事中も必要なものだけデスクの上に置くようにしましょう。1つの作業が終わったら、それに関するものはすべて片付けてください。また必要になったら無駄になるかもしれませんが、無駄になってもいいから片付けてください。

片付けることも仕事のひとつです。これを理解していない人がかなり多く、正社員でも片付けの重要性を理解していない人がたくさんいます。

片付けるというのは、どこかに押し込むというのではなく、本来あるべき場所に収納するということです。どこに何があるかを分かりやすく収納しておけば、自分に何かあったときに、他の人がすぐに見つけ出してくれます。

仕事中のデスクをきれいに維持するためのコツは「書類を重ねない」ということです。書類を重ねてしまうと作業効率が落ちますし、書類の紛失にも繋がります。書類は上記のようなマニラフォルダなどに入れ、立てて保管してください。

  • ノート
  • 筆記用具
  • マニラフォルダ
  • 作業中の書類

机の上に出しておいていいのはこれだけです。これ以外のものは使ったら収納するという習慣をつけておいてください。

筆記用具はできるだけ自分のものを用意する

筆記用具は派遣先から指定がない限り、できるだけ自分のものを用意してください。派遣先の筆記用具を使っても問題はありませんが、会社の用意するものにあまり品質の良いものはありません。

それよりも使い慣れた筆記用具を使うほうが気持ちがよく、仕事の効率もアップします。自分のものですから、もちろん毎日持ち帰ることができます。

  1. 自分で筆記用具を用意する
  2. ペンケースに収納する
  3. 出社したらペンケースを机の上に置く
  4. 帰宅する時にはペンケースを持って帰る

これで、派遣先の机の上に筆記用具が出しっぱなしになるというのを防ぐことができます。帰宅するときに机もすっきりします。

ペンケースはオープンするとペントレーになるものがおすすめです。筆記用具を探す手間が省けるため、仕事の効率が上がります。入れるものも最小限にしてください。

  • ボールペン(黒)
  • ボールペン(赤)

基本的にはこの2本があれば問題ないはずです。もちろん業務内容に合わせて必要なものを増やすべきですが、そうでなければ色違いのボールペンが2本あれば不足はありません。

シャープペンシルを使っている人もいるようですが、業務で必要ないのであればボールペンに切り替えましょう。シャープペンシルがあると、消しゴムや替芯が必要になります。それらはペンケースを圧迫します。

そして何よりも消しゴムはカスが発生します。この消しゴムのカスが思った以上にデスクの上を汚します。使うたびにゴミ箱に捨てるのは面倒だからといって、そのままにしてしまうと、「デスクが汚い人」という印象を与えます。

だったら、最初からシャープペンシルを使わなければいいんです。自分の手に馴染むお気に入りのボールペンを色違いで2本だけ。そうすれば片付けもすぐに終わらせることができます。

書類はどこに何があるかひと目で分かるようにする

書類は引き出しの一番下に保管していることが多いと思います。これは問題ありませんが、誰が見てもどこに何があるかを分かるように整理してください。こちらもマニラフォルダを使いラベルを貼ることで、何の書類かすぐに分かるようになります。

職場にマニラフォルダが用意されていない場合には、自前で用意しても構いません。使う予定のない状態になったら、ファイリングして保管してください。もちろん、こちらもラベルを貼って、すぐに取り出せるようにしてください。

自分がいなくなってもいい状態を作っておくこと。派遣社員はその意識を強く持っておいてください。それは自分にメリットがないと感じるかもしれませんが、そのプロフェッショナルな意識が、職場での信頼を生みます。

ときどき自分だけで情報を抱え込み、自分がいないと仕事が成り立たない状態を作ろうとする派遣社員もいますが、これは絶対にやめてください。そういう仕事のやり方がプラスに作用することはありません。

いずれいなくなるということをきちんと受け止めて、それを前提で派遣先に貢献することで給料をもらう。このスタンスが大切です。

まとめ

デスクを片付けるというのは、とてもあたり前のことですが、正社員でもきちんとできているのは一部の人だけです。だからこそ、そこが自分をアピールするポイントになります。

「あの人の机はいつもきれい」と言われるのを目指しましょう。それにより「いつでもいなくなれる」という無言のメッセージを伝えることができます。そうすることで派遣先の人たちと、いい緊張感、いい距離感を維持し続けることもできます。

それが「仕事ができる人」という印象を与えることにもつながります。

デスクを片付けるなんて誰でもできることです。それだけで、派遣先で自分の優位性を保つことができますので、無駄なことだと思わずに、帰る前にはきちんとデスクを片付け、1日働かせてもらった感謝の気持ちを込めて、デスクを拭いてから帰宅しましょう。

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