新しい派遣先に入って、簡単な自己紹介があって業務開始。まだ右も左も分からない状態で、まずは一緒に働く人たちの名前を覚えるところから始めなきゃいけませんよね。
仕事をしながらちょっとずつ距離を縮めて、歓迎会でさらに深くまで入り込もうかな・・・と思ったらいつまでたっても歓迎会がある気配もなく。
「あれ?私は歓迎されてない?」「こんなことってあるの?」と不安になってませんか?
はっきり言いますが、そんなのどうでもいい悩みです。
派遣先によっては歓迎会がないこともある
そもそもすべての派遣先で歓迎会をしてくれると思うほうが間違っています。あなたが派遣先で仕事をする理由は「人手が足りてない」からです。歓迎会なんてしている余裕もないから呼ばれているのです。
あなたがすべきことは歓迎会がないことを嘆くことではなく、目の前の忙しさを少しでも解消してあげるために、1分1秒でも早く仕事を覚えて派遣先に貢献することです。
派遣社員の歓迎会はないけど、正社員の歓迎会はあるよという職場もあります。
理不尽かもしれませんが、そんなものです。派遣社員の扱いなんて。だって3年までしか在籍しない派遣社員と、定年までの何十年も一緒に働く人を同じようには扱えませんよ。
もっともそんな小さな差別をするような会社は後先長くはないでしょうから、「バカバカしい」ぐらいに思っておけば大丈夫。それよりも派遣先が倒産しないかの心配でもしておいたほうがいいでしょう。
自分が迎える側のときは小さな歓迎会をしてあげよう
正社員主導で歓迎会が行われないとき、もしあなたが派遣先でそれなりの経歴を持つのであれば、新しく入ってきた派遣社員さんの歓迎会を開いてあげましょう。
派遣社員だけでもいいですし、仲の良い数人だけでもいいです。
誰かがやってくれるのを待つのではなく、自分で開けばいいんです。ただし出しゃばると角が立ちますから、派遣社員として行う歓迎会は派遣社員限定で行ったほうがいいでしょう。
自分がしてもらえなかったから、新しい人も同じでいいなんて考えないでください。自分がしてもらえなかったから後の人もそうであっていい理由なんてどこにもありません。
あなたは自分があるべきと信じる道を行くべきです。自分が歓迎会をしてもらえずに悲しかったなら、新しく入ってくる人には同じ思いをさせないことが大切です。
歓迎会をしてもらうのではなく送別会をしてもらえる人であれ
歓迎会なんて本当にどうでもいいんです。まだ何一つ結果を出してない自分のために頭もお金も時間も掛けて用意してもらうなんて恐れ多いこと。ただの習慣としての歓迎会に大きな意味なんてありません。
それよりも派遣社員は「残念」と言われながら去れるかどうかが重要です。在籍中に周りの人が別れを惜しんでくれるような存在になれたかどうか。
歓迎会をしてもらえないことなんて本当に小さなことですが、送別会をしてもらえないのははっきり言って大きな問題です。それも人間的に問題があるとしか思えません。
送別会をしてもらえないときは、派遣先で迷惑をかける存在だったという認識を持ちましょう。これはかなり危険な状態です。派遣社員として働き続けていいのかどうかというような大きなテーマにもつながります。
派遣社員は惜しまれつつ契約終了する。これが理想です。
送別会をしてもらえないような働き方をしてはいけません。個人主義のように見えて会社は協調性を大切にします。協調性がない、協調しようとしない人は当然弾かれて、最初の3ヶ月で契約終了になったりもします。
そして送別会もなく派遣先を去ることになります。
どんなに業務が忙しくても送別会をしてもらえる存在になること。これが派遣社員の目指す道のひとつです。
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