特定派遣なら年収1000万円もありえなくはない

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特定派遣の場合は基本的に月給制です。ただ、一般派遣と同じように残業代が働いた分きちんと出ます。当たり前のように思えることなのですが、世の中のほとんどの会社でサービス残業が慣例化しています。会社の業績が好調であるときはすべて支払われるのですが、少しでも赤字になれば簡単に残業代をカットされます。

会社対個人の力関係で会社が必ず勝ちます。派遣の場合、会社対会社の力関係になるので、派遣元に支払わないという事態はほとんど発生しないのです。ただし、小さな派遣会社や設計会社の場合、どうしても力関係で弱くなるので、単価を下げさせられたり、サービス残業を強要させられることもあるのが実体です。

特定派遣における単価は遣社員の給料に大きく影響する場合があります。それは単価が基本給に影響する給与体制をとっている派遣会社が多いからです。技術系の派遣で、それなりの技術を持っていれば単価が5000円を超えることはそう珍しくありません。単価が5000円というのは年収でいえば1000万円前後になります。30代40代でそれぐらい稼ぐ人もいるのです。

一番儲かるのはそれぐらい高単価になって独立するか、一般派遣に切り替えることですが、それは好みというか生き方の問題ですので、ここではあまり触れません。独立せずに派遣会社に残るメリットとして、それなりに能力があれば派遣会社の経営側として働くことも可能だということです。

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