貯めるべき?使うべき?派遣社員のおさいふ事情
決して裕福とはいえない派遣社員のほうが多く、貯蓄なんてとんでもないという派遣社員もいれば、将来が不安だから日々の生活費を少しでも削って貯蓄をという派遣社員もいます。
手にしたお金は使うべきか、それとも貯めるべきなのか。派遣社員とお金の関係について考えてみませんか?
若いうちに貯めたお金が残ることはない
20代の貯金はいずれゼロになります。
生活を削ってやりたいこともあきらめて貯めたお金であっても、20代で貯めたお金が将来の資産になるということはほとんどありません。
理由は様々ですが、若いうちはお金の使い方をよく理解していないということが最大の理由ではないでしょうか。それは正社員や派遣社員に関わらず、それが若さというものなのです。
20代であれば派遣先の契約終了になっても、その気になればすぐにつぎの派遣先が見つかります。よっぽど仕事がない人でなければ、ひとつの派遣先を辞めた翌日から違う派遣先に出社することも珍しくありません。
20代で重要なのは経験を積むことです。
お金を使って経験を積むことを嫌うようだと、つまらない大人になる未来しか待っていません。若いうちはお金を使い切る。それぐらい遊ぶことが理想です。
30代からは未来を見つめた貯蓄を始めましょう
遊んでお金を使いきっていいのは20代までです。そこからは仕事ができない期間も含めて、手にした給料を貯めておく必要があります。
30代後半になってきて、他人よりもしっかり働けるようであれば、派遣先との契約が終わったときつぎの職場は意外とすぐに見つかりますが、どうでない人はなかなか派遣先がきまらない状態が続くことがあります。
少なくとも1ヶ月は給料がなくても生きていける蓄えが必要です。
最初の目標は20万円。そこから100万円貯めることろまで目指してください。最初は毎月1万円でも構いません。「貯めること」を習慣にすることが大切です。
理想は1ヶ月に2万円の貯金。1年間で24万円、4年間で96万円。派遣社員でもフルタイムで働いているなら、決して難しい金額ではないはずです。
生きたお金の使い方をする
自分が稼いだお金ですから、それを他人がとやかく言う必要はありませんが、派遣社員は無駄なお金の使い方をするわけにはいきません。限られた金額を上手に投資することで自分の人生にプラスにすることができます。
投資と言っても株式などではなく、自分自身への投資です。将来の夢や目標のためにプラスになるお金の使い方をしてください。
何が投資になるかは人それぞれ違います。
映画を観ることが投資になる人もいれば、映画を観ることが無駄遣いになる人もいます。すべての派遣社員に共通の投資方法はありませんので、自分のスタイル、自分の目標にあったお金の使い方を心がけてください。
それ以外の面では徹底して節約して貯金するようにしてください。
あれもこれもは手に入れることはできません。欲しいものを何でも買うのではなく、本当に必要なものをしっかり見極めて、無駄のない投資を行いましょう。
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