失敗を恐れる気持ちを恐れましょう

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「成功体験の積み重ねが成長につながる」と主張する人がいますが、その本当のニュアンスが正しく伝わっていません。言葉を省略せずに書くならば「多大なる失敗を繰り返したうえでの成功体験の積み重ねが成長につながる」になります。

失敗なき成功から得られることなんて本当にわずかなことだけです。

目次

失敗だけが人を成長させる

成功で得られるものは失敗で得られるものを100としたときに、2か3ぐらいのものです。しかも目先のものしか手に入らないから、成功は長い目で見ると失敗への第一歩になっていることがほとんどです。

成長したいなら失敗しなくてはいけません。自分が渡れる橋ばかり渡っていたのでは進歩はありません。これは渡れないかもと思う橋と向き合い、何度も川に落ちながらも最終的には渡り切ることが出来たとき、人は成長をするのです。

でも派遣先で失敗するとお客さんに迷惑をかけてしまう。そう考えてしまいますよね。それは目先のことしか考えていない発想になります。あなたが成長しないことのほうがよっぽどお客さんに迷惑をかけます。

失敗を喜び、失敗を笑い飛ばせ

仕事で失敗したときは「よっしゃ失敗来た!これはチャンス!」と考えるぐらいの肝の太さが重要です。実際に失敗は自分の名を上げるチャンスでもあります。

仕事をあたりまえに正しくこなしているだけではその人の評価はあがりません。それは周りの人にしてみれば期待値通りでありそこに驚きもないためで、評価としてはプラスマイナスゼロになります。

ところが失敗をすると瞬間的にはマイナスになりますが、それを必死になってリカバリーすればマイナスを帳消しにすることができます。じゃあプラスマイナスゼロだと思うでしょ?

違います。

世の中には時間の流れというものがあります。マイナスのことが発生したことは時間軸で言えば過去の話です。過去のマイナス100は時間の流れとともにマイナス90になり、マイナス80になり…どんどん減っていきます。そこにプラスの100を加えると、トータルでプラスの評価になるのです。

とくに迅速に対応した場合、何もトラブルが発生しなかったとき以上の評価をしてもらえます。

「ウェルカムトラブル」これこそ成功者の頭の中です。そして過去の失敗はすべて笑い話に変えてください。「こんなに大変だった」という重い話にしても誰も聞きたがりません。

周りの人が失敗したときに「自分もこんな大きな失敗したけど、周りの人が助けてくれて全然大丈夫やったわ〜」と言えるようになってください。

失敗した経験のある人だけが、失敗した人の気持になってあげることができます。失敗こそがあなたという人間を作り上げます。どんどん失敗してください。失敗することを恐れてはいけません。

むしろ失敗を恐れる心が自分の中にあることを恐れてください。そうすればあなたは必ず成功した派遣社員になることが出来ます。

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