高時給を目指すために派遣社員が都会で働くべき理由

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派遣社員の年収は正社員よりも低くなることが多いのですが、派遣社員間にもさまざまな格差があります。

もし高時給を望むのであれば、自分の力を正当に評価されたいのであれば、派遣社員は都会で働くべきです。その理由についてここで紹介します。

目次

都市と地方では最低賃金が違う

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北海道や沖縄はと東京を比較すると、派遣社員の収入は年間ベースで100万円以上の違いが出てきます。家賃や物価の違いはありますが、1年間で100万円は10年で1000万円の違いです。40年間派遣社員を続けた場合は4000万円です。

沖縄の最低賃金は693円で、東京の最低賃金は903円です。この差がそのまま派遣社員の給料差になります。もし高い給料を手にしたい場合は、最低賃金の高い場所で働くこと。それが基本的な考え方になります。

もちろん、地方と都市とでは賃貸住宅の賃料が違います。それでも地方で派遣の仕事があるのは県庁所在地などの大きな町ですので、家賃が格段に安いということはありません。

反対に東京や大阪であれば、電車による交通網が発達しているため、家賃が安い場所でも職場まで1時間もあれば電車で行くことができます。地方都市の家賃と、東京郊外の家賃はほとんど変わりません。

都市部のほうが仕事が圧倒的に多い

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派遣の仕事は会社の多い場所のほうが単純に多くなります。東北の小さな市での派遣の仕事よりも東京のほうが仕事が多いため、派遣社員として仕事を選びやすくなります。

自分の力を発揮しやすい職場を選ぶことができる。そして仮に派遣終了になってもすぐに次の仕事が見つかりやすくなります。

景気が悪化したときは地方から仕事がなくなってくることもこれまでの経験からわかるかと思います。北海道の有効求人倍率はリーマンショックのタイミングで0.35でした。

このとき全国平均は0.44と全国的にも低い値ですが、平成25年の有効求人倍率は全国平均は0.97に対して、北海道は0.74です。地方は圧倒的に仕事が足りません。

派遣社員は常に派遣終了がついてまわります。ひとつの職場にとどまり続けることができないため、常に次の仕事を探せる状態になっておく必要があります。そのためには都市で働くという選択をするしかありません。

それでも地方で派遣社員で暮らしたいなら

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圧倒的に不利な地方での派遣社員ですが、絶対に無理なわけではありません。ポイントは実家暮らしであることです。

親とは一緒に暮らしたくないけど、親の近くで暮らしたい。しかも派遣社員で。

あれもこれも叶うことはありません。何かを選ぶということは何かを手放すことだと考えてください。地方で派遣社員を続けたいのであれば、親と同居する。もしくは結婚することです。

住むところに困らない状態を整えることができるのであれば、地方での派遣社員も、少しは安心して働くことが可能です。

それともうひとつ。派遣社員で働けない期間の収入についても準備しておいてください。副業でも構いません。理想はインターネットを使った、クラウドソーシングなどの仕事です。

手に職を持ち、住居を確保する。これが地方で派遣社員を続けていくために、これから必須になっていくことです。

まとめ

派遣社員というワークスタイルは圧倒的に都会型の働き方です。地方でいつ仕事がなくなるかわからない不安定な働き方をするのではなく、多少家賃が高くとも、大きな都市で暮らし、働く方法をオススメします。

家族の都合などで地方を離れることが出来ない場合は、できるだけ正社員というワークスタイルを選べるように模索してください。

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