派遣社員の仕事は質よりもスピードが求められる
スピードか質かというのは派遣で働く人にとって非常に重要な問題です。最終的には誰よりも早く質の高い仕事をすることが大切ですが、最初からそれができれば苦労しません。
派遣で働く場合はまずスピード重視で仕事をしましょう。スピードは仕事をする上での最高の武器になります。
なぜスピード重視なのか
スピードを優先しても質が伴わないと何度もやり直すことになるではないかと思うかもしれませんが、その何度もやり直すという作業に意味があるのです。新しい職場に入って勝手がわからない状況で仕事をうまくする手がかりとなるのは正社員さんとのコミュニケーションです。
正社員さんが何を求めているのか、察してわかるのであれば問題ありませんが、最初から相手が望むものを完璧に作り上げることはできません。仕事を出してくる人の癖をつかみ、その人好みの成果物を出すことが求められます。
とにかく難癖ばなりつけてくる人もいます。質の高い仕事をしても相手の望むものでなければやり直しになってしまうのが仕事です。ならば自分で完璧だと思わなくてもまず会話をする土台としてすぐに提出して判断をしてもらいます。
そこで修正の指示が出るので急いで直します。そこも当然スピードです。結局仕上がるのが質を追求した場合と同じだったとしても、そこにはコミュニケーションを取った時間というものが財産として残ります。
仕事を出す人はどのような考えを持っているのかコミュニケーションの数だけ理解できるのだと考えてください。
途中経過の報告としてのスピード
スピード重視で仕事をするということは結果的には途中報告をしているようなものだと考えてください。仕事で重要なのは「報連相」だと習ったと思いますが、完璧でなくても一度提出することで「報連相」ができるようになります。
その成果物をみて担当者は改善点を思いつくこともありますし、全体のスケジュール把握もできるようになります。質を追って言われたものをその通りに作って出した結果、それを見た担当者が改善点に気づき後から仕様を変えることもよくある話です。
そうなると作業する側としてもいらっとしますよね。わたしも何度も経験しました。
でも早い段階で報告相談をしていればそんなことにはならなかったはずです。スピード重視で完璧でないとわかっていてもとにかく提出することで担当者が早い段階で改善点に気づくようにすることが大切です。
まとめ
いずれ質を高めるにしてもそれは仕事に慣れてからすることです。まず大事なのは担当者とコミュニケーションを取ること。そのためにはスピードを重視で仕事に望みましょう。