派遣社員だからさせてもらえないのではない
派遣社員だから重要な仕事を任されないのだと思っていませんか?派遣社員だから簡単な雑用ばかりさせられていると思っているなら、それは大きな間違いです。
派遣社員だから重要な仕事を任されないのではなく、あなたにスキルが不足していると判断されているから重要な仕事を任されないのだということに気づいてください。
会社は常に優秀な人材が不足している
どんな会社でも常に人材が不足しています。いや正確に言えば「優秀な」人材が不足しています。正社員、派遣社員含めて会社の望むだけの仕事をしている人材は社員の1割にも満たないのが実情ではないでしょうか。
それでも会社は社員を育てなくてはいけないし、人材も不足しているから力のない正社員にも重要な仕事を与えます。仕事を通じて成長してくれることを望み、いずれ優秀な人材になってくれることを望んでいるからです。
あたりまえですが会社は派遣社員の成長なんて求めていません。仕事に対する慣れによる適応は求めますが、仕事を通じて成長して欲しいなんて口に出したとしてもそんな言葉を信じるほうが間違っています。
会社は仕事のできる派遣社員をお金を出して派遣してもらっているのです。なぜお金を払って他社の社員を育てなくてはいけないのか。派遣先の管理者がほしいのは優秀な人材だけであって、そういう人がいないから妥協して少しでもまともな人を雇っているに過ぎません。
徹底して結果を残し続けること
派遣社員に求められるのはまずは結果です。求められた仕事をすべて期待以上の結果で応えること。これが大事な仕事を任される派遣社員の基本です。期待通りの結果では足りません。相手に「こいつはすごい」と思われて始めて認めてもらえるのが派遣社員です。
これを理不尽だと思うか自分の成長のチャンスだと思うかは人それぞれですが、理不尽だと思って愚痴をこぼすだけなら誰でもできます。求められる派遣社員になりたいなら、いい仕事をどんどん請けたいなら、常に相手の期待を超える結果を出し続けるようにしてください。
「誰よりも早く仕事を終らせる」「非の打ちようのない成果物を出す」やり方は自分の特性に合わせて決めてください。
それを積み重ねた派遣社員だけが正社員でさえも与えられないような難しい仕事を与えられるのです。誰もが認める圧倒的な結果も出さずに「大切な仕事を任されない」というのは甘えです。