誰かにお願いをしたとき、お願いをしていなくてもサポートをしてくたとき、ちゃんと「ありがとう」を言えない人が増えています。10年前ぐらいから日本人の働き方がドライになっているように感じます。
「仕事だからやってもらってあたりまえ」なんて思っていませんか?その考え方、全然かっこよくないですよ。むしろかっこ悪い。
何かをしてもらったときは感謝する
反対の場合はかっこよくなります。「仕事だからやってあたりまえ」誰かに感謝されることを期待して働くのではなく、自分の仕事だから面倒なことでも嫌な顔せずに笑顔で引き受けて最高の結果を出す。かっこいいどころか理想の働き方ですね。
でもしてもらたっときに感謝の言葉を伝えられない人にはなってはいけません。「やってもらってあたりまえ」という思想を持っていると、周りの人は自分から率先してフォローするようなことをやめてしまいます。
仕事は自分が思っている上に周りの人の支えがあって成立しています。感謝を言葉で伝えないと、そういう1つひとつの支えが失われていきます。
自分は一匹狼としてやっていくのと強がるのもいいですが、仕事はみんなで行うから楽しくもあり、成果を喜べるものです。そこは正社員も派遣社員も変わりません。一匹狼になってもいいですが、その道が辛く険しいものだと知っておきましょう。
「ありがとう」は魔法の言葉
本当に小さなことでも何かをしてもらったとき、「ありがとう」の一言を忘れないようにしましょう。これは仕事に限ったことではありません。夫婦間でも友人間でも使える魔法の言葉です。
世界広しといえども「ありがとう」の言葉が嫌いな人なんてほとんどいません。「ありがとう」を聞くと、自分の行ったことが伝わったのだなという安心感を与えられます。そうすると「またこの人のために頑張ろう」という気持ちにつながっていきます。
どこでも「ありがとう」を言葉にできる人はいい仕事をします。働けることに感謝し、働ける環境を与えてもらっていることに感謝する。これは生きていくうえでの基本中の基本です。
感謝の気持ちを忘れた派遣社員に未来はありません。感謝を心で思うだけではなくきちんと「ありがとう」という言葉に変えて、相手に気持ちを伝えるようにしましょう。