派遣社員の時給を上げるための3つのステップ

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派遣社員の評価として「時給」というのはひとつの指標になります。同じ仕事をしてていても、評価が高ければ時給も高くなります。でも「時給をあげてください」と言っても簡単に上がるものでもありません。

ここでは派遣社員の時給を上げるために必要な3つのステップを紹介します。

目次

業務内容を定期的に営業担当に報告する

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派遣会社の営業担当は、あなたの業務についてまったくわかっていません。1人で何百人も抱えていることがありますので、1人ずつきめ細かなフォローするのは難しくなります。

ですので自分がいまどのような仕事をしているのか、営業担当が面談に来なくてもこちらからメールなどで定期的に報告してください。派遣先の機密情報に触れない範囲で、いまどのような業務があって、困ったことなどあればアドバイスを求めます。

営業担当とのコミュニケーション。これが時給アップの基本になります。営業担当も人間ですから、頼られると、頼ってきた人のことを「なんとかしてあげたい」と思うものです。営業担当との信頼関係を築くことが最初のステップです。

営業担当に自分の評価を聞いてもらう

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直接派遣先の上司に聞くのではなく、派遣会社の担当者に自分の評価を聞き出してもらいましょう。「どう評価されているのか、迷惑をかけていないか心配」と伝えれば営業担当は派遣会社の上司に確認してくれます。

余程ひどい仕事をしていなければ、悪い評価は返ってこないはずです。とはいえ特別優れているわけでない場合は、そこそこの評価程度でしょうか。それでも良い評価が派遣会社の担当者に伝わることになりますので、派遣会社の担当者は派遣先に対してどこかのタイミングで派遣単価アップの要請をするはずです。

自分で直接聞かないのは、派遣会社の担当者と派遣先の上司のコミュニケーションを取ってもらうことが目的です。派遣先と派遣元、そして自分の3者の距離を縮めることが、時給アップへの唯一の道だと考えてください。

営業担当に時給アップの依頼する

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そこまで行えばあとは時給アップの依頼をするだけです。タイミングは契約更新の確認時、基本的には派遣先に出て最初の更新時、1年経過の更新時になります。もちろん営業担当にです。派遣社員は派遣会社から給料をもらっていることを忘れないで下さい。

最初の更新時に行うのは、最初に聞いていた以上の仕事を任されたり、業務内容の不一致など、業務内容に対して「この時給じゃやってられない」と感じたときです。「なんでもやります」というスタンスも悪くはありませんが、契約以上のことをするのであれば、それは時給アップのタイミングです。

1年間同じ職場にいたのであれば、1年前よりはよっぽど重要な役割を果たしているはずですから、このタイミングで時給アップを依頼しましょう。時給が上がらない場合は、上がるまで更新のタイミングで依頼してください。

それでも時給が上がらない場合は、派遣会社に見切りをつけるのもひとつの手です。しっかり実績も上がっているのに時給が上がらないのは、派遣会社があなたに対して評価していないということです。そんな派遣会社にいつまでも残っているメリットはありません。

もちろん大前提として、1年前の自分よりも確実に役に立っているということになりますが、1年経過して1年前と変わらない仕事しかできないのであれば、正直派遣には向いていません。成長できない派遣社員に期待できる未来はありません。

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