「派遣社員は気楽でいいよね」直接言われることはなくてもなんとなくそんなふうに思われているのではないかと感じたことありませんか？派遣社員には責任はない？そんなことないですよね。派遣社員には派遣社員なりのプライドがあります。
でも冷静になって派遣社員が働く意味を考えたとき「なんのために働いているのだろう」と考えたりしていませんか？派遣社員にとって「働く」とはどんな意味があるのでしょう？ちょっとお茶でもしながら考えてみませんか？
派遣先とは契約で結ばれている対等な立場
派遣社員は派遣契約を交わして職場で働いています。「あなたのスキルに1時間1500円払うのでこの職場で働いてください」身も蓋もない言い方をすればこういうことになります。
「あなたは働く、派遣先は支払う」シンプルですね。実際はあいだに派遣会社が入るのですが特定派遣でなければこのさい無視してください。一般派遣における派遣会社は優秀な秘書だとでも考えておきましょう（実際に優秀かどうかは考えていけません）。
派遣社員は派遣先と対等な立場にあります。いやそんなことない派遣先がいらないといえば派遣契約の更新がされないではないかと思うかもしれないですけど、これはあなたにしても同じことができるのです。働きがいのない職場ならあなたから契約更新を断ってもいいのです。
契約更新をおそれるのはあなたのスキルが足りてないか、自分自身を信じていないためです。本当は派遣先とあなたは対等な関係にあります。
会社のためではなく自分のために働く
誤解を恐れずにはっきり言えば、派遣社員のあなたは派遣先の業績なんて考えなくていいんです。あなたは自分自身のために最高の仕事をし、最高の職場環境を整える。それで十分です。
派遣社員のあなたが働く意味は、自分自身を守るため、自分自身を高めるため。その中心はいつも「自分」であってほしい。
そう考えると派遣社員は気楽じゃないですよね。むしろ切実ですらあります。きちんと結果を出さなければ自分を守ることも夢を追いかけることもできないのですから。余計なしがらみがないぶん派遣社員はシンプルに考えることができます。
自分のためにいま何をすべきなのかという基準で働けばいいのです。もちろん「いまこの瞬間がよければいい」という考え方だけでなく長期的なスパンでも考えなければいけません。1年後の成功のためにいまガマンする。
それもこれも自分のためです。
「働く意味」は自分が生きるためです。自分らしく生きるために派遣社員は働きます。お金が必要だとかスキルアップとかいうのはその枝葉でしかありません。あなたはいまから「自分のため」に働いてください。
それを明言することで仕事への向き合い方が少し変わるかもしれません。
