意識して定時退社日をつくって自分の時間を確保する

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事務系の派遣社員の人が長時間残業をすることはあまりないかもしれません。ところが特定派遣である技術系の派遣社員は毎日のように残業が発生します。

情報系のソフト屋さんであれば月に100時間オーバーの残業もめずらしくないようです。派遣社員の良いところはその残業代がすべて支給されるということですが、長時間の残業は命を削って働いているようなものです。

好きなことをして残業の時間が延びるならまだ良いのですが、嫌々残業をしていたり、何日も徹夜が続くようだと精神的にも問題が発生します。実際にうつ病になる技術屋さんは少なくありません。

そもそも36協定なるもので残業時間は上限が決められているので、無制限に行なうことは出来ません。最近派遣業界ではこの36協定違反がかなり厳しくチェックされているので、残業を減らすように指示が出た人もいるのではないでしょうか。

残業というものは知らない間に定着してしまうものでもあります。残業するのが当たり前だという空気がいつの間にか職場に漂い、気がつけば帰りづらい雰囲気になっているのです。

そこで提案です。自分で、一週間のうち一日必ず定時で帰る「定時退社日」を作ってみてはいかがでしょう。多くの企業ですでに取り入れられていますが、実際に機能していない職場が多いようです。

最初は定時で帰ることに抵抗があるかもしれません。勇気を持って帰ることが必要です。数週間続けば以外と簡単に定着するものです。「今日は定時退社日だから」と言って帰れば誰も何も言いません。少なくとも私はこれまでに一度も苦情を言われたことがありません。

定時に帰ってゆっくり本を読むのもいいですし、家族との時間を楽しむのもいいかもしれません。語学学校へ行くことも出来ます。会社帰りにランニングなんていうのも可能です。

しっかりリフレッシュできて仕事がはかどる可能性もあります。定時に帰るために集中して働く姿勢も身につくでしょう。一番良いのは毎日が定時退社日で、なおかつ仕事の納期は必ず守ることです。ただ、それはあくまでも理想。

技術屋さんにとって残業はどうしても避けられないものです。避けられないのであればせめて上手く付き合っていくことが大事です。

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