あいさつひとつからでも学ぶことがある

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職場の人間関係を良くするためにはあいさつは欠かせません。出来ることなら、自分から笑顔であいさつをしたいものです。職場の他の人よりも少し早めに出社して、同じように早めに出社している他部署の人と朝のあいさつするのも気持ちがいいものです。

ところが、このあいさつというものが嫌いな人も少なくないのです。自らあいさつすることだけでなく、相手にされるのも嫌な人がいるのです。基本的に技術屋さんに多いタイプかもしれません。私もその中の一人でした。

私の場合、あいさつそのものが嫌なのではありません。当時の職場がフレックス勤務で私は朝8時に出社して、遅い人は10時ぐらいに出社します。私はその時間には完全に仕事モードになって集中している時間帯なのに、いちいちあいさつなんてしている余裕がありませんでした。仕事とはそれぐらい集中してやるべきものだとわたしは考えています。

あいさつは社会人の基本です。ただし、基本であるがゆえに実際に使いこなすのは難しいのかもしれません。状況によって言葉の強弱も変えなくてはいけませんし、時には会釈だけですませなくてはいけないときもあります。

そして、あいさつができても仕事が出来なければ、派遣社員としては成立しません。派遣先は気持ちのいいあいさつを求めているのではなく、仕事が出来ることを求めているのです。

あいさつは必要です。ただ、その使い方を間違えれば相手に対して不快感を与えることも忘れないようにしましょう。そして、あなたがあいさつをしても相手が返してこなかった場合、その人を責めるのではなく、なぜ返事がなかったのかを考え、次にどうすべきかを考えることが大切です。

「自分は正しいから問題ない」という考え方は派遣では通用しません。自分が正しいことをし、相手に非があっても相手を責めてはいけません。それは相手に媚びるということではなく、相手の気持ちになって考えることが出来る人間でありたいと私は思うのです。そういう人が重宝されるのはいうまでもありません。「重宝される」ということにどんなメリットがあるかもいうまでもありませんね。

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