通勤時間に勉強できるかどうか、そこが派遣社員として働き続けることができるかどうかの分かれ目です。1日通勤に往復で2時間使っていたとします。1ヶ月20日で40時間、1年で480時間。
この時間をただなんとなく過ごした人と目的を持って過ごした人とでは明らかな差がでるのは当然ですよね。
通勤時にできる勉強は読書
これはもう「本を読む」一択だと考えてください。できれば紙の本がおすすめです。電子書籍でもいいのですが、スマホを手にするとどうしても他のことが気になります。facebookやLINEの通知が入るたびにそちらを見たくなりますよね。
それを避けるためにも基本は紙の本を用意しましょう。
大切なのは本のジャンル選びです。自分の将来を考えてどの本を選ぶべきかをしっかり考えましょう。派遣シャンを続けながら目指したい夢があるのであればその夢を叶えるために必要なことを学ぶ必要があります。
例えば将来お茶の先生になりたいとします。通勤時間にお茶を淹れる練習をするわけにはいきませんが、通勤時間にお茶の歴史を学ぶことが出来ます。過去の茶人たちの人生を学ぶことは出来ます。
通勤時間の勉強はできることが限られています。そういうときは自分の進みたい方向に関する歴史を学ぶ時間にすることが有意義な時間の過ごし方になります。
スマホは電源を切ってもいい
通勤時、特に電車に乗っている時間は思い切ってスマホの電源を切ってみませんか?職場から大事な連絡があるかもしれない?そんなこと過去1年間で何回ありましたか?
そもそも電車の中で会話をすることができませんよね。朝の通勤ラッシュ時にもなると周りの目も気になります。「電車内での通話はしないほうがいい」という意識も定着していますので、スマホの電源は切る。そこまでしなくてもかばんに入れて手に持たないぐらいの意識は持ってください。
スマホでLINEやtwitter、Facebookをするのは暇つぶしの時間でしかありません。「誰かとつながっていることが大切」みたいな考え方は中学生ぐらいでもう卒業しておきましょう。
友だちは大切ですが通勤時間にまでつながってないければ保つことのできない友人関係なんてないほうが精神的にもよっぽど楽になれます。むしろ離れていても本当に困ったときに助け合えるのが友だちです。
小さなことの継続だけが大きな結果を生む
通勤時間が1時間あっても実際に電車に乗っているのは30分ぐらいかもしれません。その30分を「たかが30分」と考えるかそれとも「30分を積み重ねる」と考えるかで人生は大きく変わってきます。
小さなことでも継続する人だけが結果を出せます。反対に小さなことも継続できない人に大きなことなんてできるはずがありません。
もし派遣社員をしながらも大きな夢を追い求めるなら、通勤時の小さな時間を大切にしてください。そして将来羽ばたくための土台作りとしてください。