派遣社員が仕事を辞めたくなったときにすべきこと
みなさんGWはゆっくり過ごせたでしょうか?長期休暇のあとは仕事に行くのが億劫になっていませんか?
このGW明けというのが1年を通じて最も危険な時期です。わたしが会社を辞めて独立を決意したのもGW明けでした。しかも過去に2度独立をしているのですがどちらもGW明けです。
GWに様々な刺激を受けた結果「このままではいけない」気持ちが高ぶってしまうのかもしれません。
ただ個人的には仕事を辞めたくなったときに辞めるのはオススメできません。仕事は必要があって辞めるべきで、「なんとなく辞めたい」のであればなんとかして踏みとどまるべきです。
ただの気の迷いですから。
仕事を辞めたくなったときにまずすべきこと
それでは仕事を辞めたい気持ちをどうやってコントロールすべきなのでしょうか。
これは時間をかけて辞めたい熱を冷ましていくしかありません。できるだけ冷静にそして合理的な考え方をするように心がけてください。
目標が定まっていないのに今の派遣先を辞めても、結局新しい派遣先でまた同じように悶々とするだけです。
環境の変化によるロスも大きいですし、「辞めたい」だけで衝動的に辞めてもメリットは何もありません。
まずは辞めてしたいことをリストアップしてください。
独立して働く。海外に留学する。夢をかなえるためのアクションを起こす。やりたいことをすべて書き出すのです。
そしてそれを実行するために必要な費用を簡単でいいので試算してみましょう。きっとだいぶ不足していることに気づくでしょう。
十分に足りていたなら・・・それはさっさと辞めるべきですね。
ようするに、現実としっかり向き合うことが重要です。理想を追いかけるだけではなく現実から目をそらさない。これが最初の一歩です。
長いスパンでの退職計画を立てる
自分のやりたいことをするために会社を辞めるのであれば、1年ぐらいのスパンで退職の計画を立てるようにしましょう。
決して衝動的に派遣先を辞めるのではなく、きちんと計画を立てたうえで退職までのステップを1つひとつ踏んでいきましょう。
身につけなければいけないスキルがあるなら、いつまでに身につけるか。数カ月後、半年後の自分がどういう人間であるべきかをしっかりとイメージしてそこへ邁進しましょう。
何度も言いますが「なんとなく辞める」は絶対に避けてください。なんとなく辞めたいのであれば、なんとなく残ってもいいはずです。
きちんと計画を立てられないようであれば、独立や夢への一歩がその程度の重さだったということです。思いつきでふらっと辞めて自由に働けるほどこの国は甘くありません。
辞めた後に「こんなはずではなかった」とならないためにも、退職までの道標を1年計画で立ててください。
それでもいてもたってもいられなくなったら
お金も足りないし、やりたいことの目標も立てられないけど「もうどうしようもなく飛び出したい」そう感じるようであれば、そのときは飛び出してもいいとは思います。
もちろん次の契約更新のタイミングまでは待たなくてはいけませんが。
情熱が理屈を超える瞬間というものが間違いなくあります。
衝動的に退職することはオススメしませんが、進むべき道だけは明確になっているなら、そこに向かって合理性をすべて無視してでも飛び出さなくてはいけないときがあります。
いまが勝負時だと思うなら、脇目もふらずに飛び出しましょう。
ただほとんどの場合がGW明けの退職願望は気の迷いだということも覚えておきましょう。
最近はあまり耳にしなくなりましたが5月病というものが注目されている時期がありました。一生懸命働き続けたところにGWがやってきてふと悩んでしまうのです。このままでいいのか?いまの職場は自分に適してないのかもしれないと。
派遣先を辞めて自分の夢のために進むのは素晴らしいことですが、正直5月はタイミングが悪い。
もっと冷静な自分と向き合えるタイミングまで退職は待ってみましょう。6月になってもその気持を維持できていれば、その思いは本物です。堂々と胸を張って自分の進むべき道に進んでください。
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